慶應義塾大学文学部合格実績!学年ビリから慶應合格!

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朝も夕方も補習のある学校に通うものの、高校3年生になっても補習だけでなく授業自体もサボり気味で6時間目が終わるころに登校したりと、高校での成績はビリで偏差値は50。そんな状態から一浪して難関私立大学の慶應義塾大学を目指します。

慶應義塾大学 文学部

慶應義塾大学は東京都港区に本部を構える大学で、偏差値は60~72.5と私大のトップを誇ります。早稲田大学と慶應義塾大学で早慶とひとくくりで言われる、日本の最難関私立大学の1つです。

今回、鈴木さんが合格した文学部は65.0という高い偏差値を誇り、倍率はなんと4.4倍を誇る年もざらではなく、合格するにはしっかりとした実力と対策が欠かせません。また、慶應義塾大学は教育内容の良さ、知名度の高さ、学生や卒業生が魅力であるという点、そして学習環境が整っている点以外に、就職に有利という点で多くの受験生の人気を集めています。

そんな慶應義塾大学に一浪して合格を掴み取った鈴木さんの合格までの道のりを見ていきましょう!

新学校に通うもサボり気味で成績は学年ビリ

鈴木さんは自分で受験勉強をして大学に入るという集団で朝も夕方も補習がある高校に通うものの、3年生になって特に補習も出ず、学校も6時間目が終わるギリギリに登校したりと学校自体をサボっていました。みんな受験でピリピリしていたけど、なんでピリピリしているの?と1人で余裕を持っていたそうです。

そんな中、高校3年生の9月に武田塾入塾を決意。当時の偏差値は英語・国語・日本史全て偏差値50に届いていない状態で武田塾の特訓に参加します。

入塾するもサボり続け、1つの模試で大きく変身

武田塾に入塾したはいいものの、入塾2か月間はサボります。

参考書は「英文読解入門基本はここだ!」を課されますが、宿題も全然やっていなかったので講師には「お前なにしに来ているんだ」と言われるほどのピンチな状況に「自分でも何してるんだろうな…」と思いつつも変わることができません。入塾時に武田塾 平塚校の石井先生とお話をし、ナイスガイで明るく励ましてくれた!と鈴木さんも明るい気持ちになりますが、それと勉強するかどうかは別。なかなか受験生モードへの切り替えができません。

そんな中、早慶を受験する学校の友だちに誘われて受験した早慶模試。鈴木さんは自信を適当な人間とだったといいます。適当な人間だったので何も考えずに行くわと一緒に早慶模試を受験しました。友達は気休めに誘ってくれたのだろうが、この模試が大きな変化をもたらしました。

早慶模試でもさすがに現代文くらいはわかるのではないかといつものように舐めて考えていた鈴木さん。いざ模試の蓋を開けてみたら全然わからない。
難しくて考えるのをやめたほどさっぱりだったそうです。

ここにいる人たちは年明けに受かるんだよなという空気に圧倒されると同時に自分もあと1年真剣に勉強したらどこまでいけるのか興味が湧き、すぐその日に武田塾に戻って担当の先生に「実は早慶模試を受けてきて、案の定全然わからなかったんだけど気持ちが変わりました。後1年本気でやったら慶應義塾大学にいけますか?」と相談。

「本気でやるか!受かろう!」

という講師の一言でそれなら浪人して1年間本気で勉強しようと決意。来年受かるつもりで頑張ろうと思い、なんの迷いもなく「はい」と返答し、鈴木さんの受験生としての生活が幕を開けました。

高校3年生の11月から本気で受験モードにシフトチェンジ

高校3年生の11月時点で早稲田大学を志望校に設定し、本気で受験勉強を始めます。しかし、高校3年生の11月から受験勉強を始めても学年ビリで偏差値50の状態ではその年の受験に間に合わないということで浪人にシフトチェンジし1年と少しの期間の学習計画を立てます。

11月からは学校が終わってから、そのまま夜まで6時間勉強します。受かる見込みがないのに受験対策の参考書をやるのは勿体無いということで、11月〜2月までは今までやっていなかった基礎学力を固めるための参考書を徹底します。

実際に現役で受験をする人たちの中でも浪人してしまう人もいる中、その人たちは1〜2月は過去問対策などをばっちりやっていてそれでも合格できずに浪人する人がいるんだという思いを胸に、普段の勉強すらもできていない自分は基礎的なことを勉強して3月以降から一気にスタートダッシュ!ブーストをかけようという計画で現役の残りの時間は基礎を重点的に勉強すると決めました。

英語の単語帳はシステム英単語、文法は「NextStage」そのあとは量のある「Vintage」熟語は「速読英熟語」、英文解釈の参考書は「英文読解入門基本はここだ!」そのあとに「入門英文問題精講義」3月は英検準1級に備えて「」英検準1級 出る順パス単」で単語を学び、5月には「英文読解の透視図」に取り掛かります。

現役時代は記念受験

浪人を決意するものの現役時代に、法政大学と日本大学、2校の入試を受けます。
入試を受けに行きますが試験会場でも武田塾の宿題をやり、受験する大学の過去問演習もまったくやっていないいわば記念受験状態

日本大学の試験問題は初見でしたが基礎の勉強をやっていたので日本大学の対策なしで運よく日本大学には合格しました。法政大学は落ちてしまったもの、日本大学に合格したことが自信に繋がります。それと同時に「これで終わっていいのか俺?11月の覚悟はどうした?ここじゃないよな」と慶應義塾大学へ行きたいという気持ちがより高まる出来事になったそうです。

日本大学に合格した出来事が浪人するのを後押ししてくれました。

浪人1年目。壁にぶち当たるもひたすらこなすのみ

浪人生として勉強に取り掛かりますが、成績や実力の伸びに関しては順調に進むとは思っていなかったそうです。その思い通りに壁にぶち当たります。

勉強の量に関しては目指している所が高かったので、受験としては最短が理想なのかもしれないけど、時間がある以上、効率化よりも基礎を固めるぞ!という方向に気持ちが向いていたため、なかなか順調に進まなくても焦らず、基礎固めに徹底的に取り掛かりました。

慶應義塾大学とならず難関私立大学である早稲田大学は「一問一答」や英単語、現代文が難しいため、それらの演習します。とにかくやる量が多くてしんどい時期が来ますが、しんどかった時は自分の担当外の先生と休憩時間に話をし、その先生に「作業だと思った方がいい、脳死してやるしかない」とアドバイスをもらい、これは作業だと暗示しながら勉強に取り組んだそうです。

圧倒的演習量と受験を乗り越えたエピソード

武田塾では確認テストを紙でやっているのですが、せっかく頑張った証になるからと鈴木さんはその紙を裏紙にせず溜めていたのを持参してくれたのですが、その厚さは顔の3分の1以上にも及んでいました。

早稲田大学や慶應義塾大学の試験会場に行っても「日本史は俺以上に勉強した人はいないだろう!」という思いが自信につながったとのことです。

受験を乗り越えたエピソードとしてはどの先生もとても熱い先生で声掛けを常にしてくれていたこと。そして、本舎校の先生は自分と相性が良く、特に英語の先生とは1番仲良くしていたそうです。最初は偏差値が40台なので「何がわからないかもわからない。」状態。当然質問の仕方も何がわからないかわからないです」という状態でした。

11月から基礎を固めていって3月位には先生から質問の仕方を変えようというアドバイスをもらい、意識すると中途半端な答えの出し方を今まで以上にしなくなり、選択肢を選ぶ問題の時も自分なりにこういう理由でこうだ!と理由を付けていくことで成績も勉強の仕方も徐々に良くなり実力が付き始めます。

試験当日に小さなハプニングがあるも、今までの努力の成果で慶應義塾大学合格|まとめ

そんなこんなでしっかりと勉強を続け、試験当日。試験会場には早くいくタイプだという鈴木さん。慶應義塾大学の試験会場にも早めに行きましたがここでハプニングが。

慶應義塾大学の英語の試験では辞書の持ち込みが許可されているのですが、鈴木さんは英和辞書だけだと思っていたため英和辞書1冊しか持って行きませんでした。しかし、他の受験生の机の上を見ると2冊の辞書が置いてるのが見えたそうです。

しかし鈴木さんは、試験は2時間あるし試験の対策はしていたから落ち着いて文章を精読してそのうえで整理して記述式の答えを書けばいい!今までの積み重ねだから単語がわからないものも多少あるけど構文解釈で予想がつくし話の内容もわかりやすい物だったのでこれでたぶん行けたと英語は手ごたえを感じます。

一浪しようと決めたとき相当大変だったという鈴木さんですが、無事、志望校の慶應義塾大学に合格を掴み取りました。これぞ「圧倒的努力量!物量!」受験生の参考になる合格者カレンダーだったと高田先生も絶賛。

見ている方も鈴木君の例を参考に志望校に向かって頑張ってください!

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  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!